調査・査定内容
マンションや一戸建て、土地など物件の種別によって調べる項目は異なります。以下に、種別ごとの主な調査項目をまとめました。
マンション
・建物の全体の印象や修繕の実施状況
・エントランス、ポスト、廊下や駐輪場などの共用スペースの状況
・騒音、臭気、周辺の嫌悪施設等の確認
・室内の保守状態の確認
・日当たりの確認、眺望の確認
・浴室やキッチン等の設備の状況
・管理規約の確認
・駐車場の空き状況
・管理会社、管理員、管理状況の確認
・管理費や修繕積立金の額、滞納の有無
一戸建て・土地
・建物の印象・室内の保守状況の確認
・建て付け、基礎や外壁のひび、雨漏りなどの確認
・隣接建物の状況の確認
・交通量の確認
・騒音、臭気、周辺の嫌悪施設等の確認
・駐車場の有無
・境界や越境等の確認
・埋設物の確認(隣地の上下水道管が埋設されているケースも)
・接道状況、道路種類の確認
・日当りの確認、風通しの確認
役所調査
用途地域の確認、建築、法令上の制限、公道・私道など道路の種類や幅員、
電気・上下水道・ガス等の設備の状況などを確認します。
法務局調査
法務局では、登記簿謄本をもとに、主に所有者、地目、地積、持分、抵当権、近隣所有者などの確認を行います。また、公図や地積測量図などを用いて、隣地との境界、道路との境界等の確認をします。
市場調査
売出物件の調査。類似する売出中の物件を調査して、売出価格の参考にします。例えば、購入希望者が比較する条件の近い売出物件の状況把握、その物件の売出期間など、さまざまな情報を考慮した上で、最適な売出価格の提案を行います。
成約価格の事例
実際に成約に至った価格を調査し、成約見込み価格を算出します。